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Modern Art Yakusugi先生曰く、私の祖父の逝去と「私の」死後の世界の経験

Modern Art Yakusugi先生曰く、私の祖父の逝去と「私の」死後の世界の経験

 今回のブログは、私の祖父の逝去と「私の」死後の世界の経験についてお話をしたいと思います。時系列的にいうと、祖父の火葬にずっと立ち会った経験のある私。そして、その後に味わわされた2度目の心肺停止と臨死体験と死後の世界の経験。この二つを切り口に、人間の死後の世界について私なりの、ー 私見ですが ー 私の見解を述べさせていただきます。

 

 もう十数年前の話なのですが、立て続けに祖母と祖父が亡くなりました。祖父と祖母は奄美大島の喜界島に住んでいました。当時の私は鹿児島県の姶良市に住んでいました。祖母の死を知ったとき、とても後悔しました。

 

 なぜなら、伝えておきたい言葉があったからです。それは、なぜ、祖母が元気なうちに、「ばあちゃん、俺、ばあちゃんの孫で良かったよ。本当に良かった。いつも可愛がってくれてありがとう。愛してくれてありがとう。俺、本当にばあちゃんの孫で良かったよ。」っていう深謝の言葉を言えなかったのだろう、という悔しさでした。

 

 人生には取り返しのつくことと取り返しのつかないことがあるんです。特に若い世代の人たちには伝えておきたい言葉です。私は、祖母に対して取り返しのつかないことをしたと言う忸怩(じくじ)たる思い(意味:自ら恥じ入る感情におちいること)になりました。それから間もなくして、祖母の後を追うように祖父が亡くなりました。私は二度も取り返しのつかないことをしてしまったと思いました。

 

 祖父にも伝えたかったんです。「じいちゃん、俺、じいちゃんの孫で良かったよ。本当に良かった。いつも可愛がってくれてありがとう。愛してくれてありがとう。俺、本当にじいちゃんの孫で良かったよ。」っていう深謝の言葉を言えなかったのだろうかと。

 

 そんな想いがあって、ぼっけもん(かごしま弁:変り者、荒くれ者)の私は、じいちゃん一人をあの世へ逝かせることができなくて、火葬場の責任者の承諾を得て、火葬場の裏から耐熱ガラス越しにじいちゃんがあの世へ逝く姿をずっと最後まで見届けたんです。気味が悪いと思われる読者は決して少なくないでしょう。

 なぜなら、人が燃えていく姿を見たくないのが正常な反応だからです。でも、私には負い目みたいなものがあって、決してじいちゃんをたった一人であの世へ逝かせたくない想いが強すぎて、「じいちゃん、俺が見守っているからね」って覚悟を決めたんです。

 

 棺桶はすぐに焼け落ち、花々もすぐに無くなります。そして、じいちゃんが燃やされていく。「ボンッ」という音と共に、花火が出るんです。じいちゃんの頭が燃やされるとき、頭蓋骨から髄液が出て、その成分の多くは脂肪だから、それに着火して、花火が出るんです。私には、じちゃんが、「丈太、ありがとう。さようならじゃ。」という最後の別れのメッセージを私に伝えてくれたのだと感じました。

 

前回のブログで述べた「私の」死後の世界の経験

 さて、私は前回のブログで、「私の」死後の世界の経験について以下のように述べています。

 

 心の中で叫びました。「死にたくない、死にたくない、母ちゃん、死にたくないよ。」これまで味わったことのない絶望的な淋しさや孤独感を味わいました。とてもつない淋しさと孤独感です。私が今まで生きていたことが、私のかけがえのない大切な人たちの記憶から徐々に忘れ去られていくという現実を想起すると、心の奥から湧き出してくる猛烈な淋しさを味わいました。

 その後の記憶はありません。一切、ありません。私は2度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験していますが、ほぼ同じなのです。違うのは結婚し、家族ができてから、妻の顔と4人の子供たちが走馬灯にも出てくるし、まばゆい光の中にもでてくるという違いだけです。私は、死後、2分後にAEDで生き返るのですが、私と言う意識はなくなり、何も覚えていないのです。意識がないので私が私であることさえ記憶に留めておくことが不可能なのです。つまり、「無」の世界です。読者の皆さんは、生まれてくる前の記憶がありますか?私はありません。つまり、人間は、誕生する前の世界と死後の世界を、「ほら、ごらんないさい。これが死後の世界ですよ。」と実態を示して説明することができないのです。つまり、誕生と死は、「無」の世界から降り立ってきて、「無」の世界に戻っていくとしか言いようがないのです。私のこの体験は、普遍性があるとは思っていません。人によって違うのかもしれません。ただし、誰も証明することはできないのです。死後の世界と言うのは、ザックリいうと、爆睡しているときと同じ世界です。覚えていないんです。何ひとつ。

 

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 ここからが本題になります。祖父の火葬にずっと立ち会った経験のある私。そして、その後に味わわされた2度目の心肺停止と臨死体験と死後の世界の経験。この二つを切り口に、人間の死後の世界について私なりの、ー 私見ですが ー 見解を述べさせていただきます。

 

 じいちゃんが燃やされている状態は、1次燃焼というんです。キャンプに行って焚き火をすると、煙が出ますよね。その煙が出る状態が1次燃焼です。2次燃焼は、その煙に再度着火させて炎を出すシステムが2次燃焼です。さらに、それでも煙がでれば、その煙に着火させて炎にするシステムが3次燃焼システムです。勿論(もちろん)4次燃焼システムもあります。でも、コストがかかかる、とてもコストが高くつくんです。だから、火葬場や工場の煙突から出る煙の多くは、1次燃焼なんです。

 

 私に言わせると、人体は様々な骨や脂肪、筋肉、微生物で構成されているので、様々な化合物が存在する。だから、じいちゃんが焼かれていくとき、煙が吸い上げられて火葬場の煙突から出ていくわけです。

 じいちゃんの体から出された水蒸気は、空気中に拡散して、雲になり、雨となってこの地上に降り注ぎ、側溝と川を経て海に戻るわけです。海に戻った水は、また蒸発して雲になり、雨となります。したがって、傘を忘れた自分の体にじいちゃんの体に含まれてた水分が混ざっていることを化学でも物理学でも決して否定できない。また水道水の中に、じいちゃんの体内からだされた水分の何千万分の1の分子があり、それを私が飲んでいることも否めない。

 

 さらには、タンパク質を構成している炭素や酸素、水素などは二酸化炭素となって、空気急に拡散されていくので、その二酸化炭素を取り込んだ農作物は、ジャガイモや稲、トマト、キュウリ、ナス、小麦などの食べ物として私たちの体に入っていく。では、骨はどうなるのか?これは遺骨として墓地に入るものと市町村長から許可証を得た業者が残りの人骨を引き取り、大きな穴の中に埋めていくんです。すると、土壌にはカルシウムが存在することになる。

 私が、心肺停止になり、臨死体験を経た後、「記憶が全くない」といったのは、私だけの経験かもしれません。臨死体験を経た後に一度暗闇に包まれ、花畑を見たとか、川が流れていたとか、大きな山がそびえていたといかいう見解が論文に記載されているからです。だからこれは、「私の」死後の世界なんです。

 

 一方で、先述したように科学や物理学で人間が燃やされると、結局、水となって空と大地と川と海を循環します。物理学ではこの世の万物は全てエネルギー体でできており、どんなものであれ、永久にその姿をとどめずに変化し、エネルギー体として、分子として、この地球の中を循環していくことが明らかにされています。人間だからといって特別な存在ではなく、その法則はあてはまるという立場をとるのです。

 

 私には、「ほら、ごらんなさい、これが死後の世界ですよ」と実体を見せて証明することはできません。またこの世にもそれが証明できる人はいません。なにせ、実体を見せて証明するわけですから。

 これは「私の」死後の世界に対する考察なんですけど、結局、人間は無の世界から降りてきて、無の世界へ戻っていく存在でしかありえないという立場を取ります。ただし、祖父母の血や遺伝子、両親の血や遺伝子は厳然として私の体の中にある。そして、「千の風になって」という楽曲がありますが、あれは科学の立場上、正しい。風の中に祖父母の体のなかにあった物質が入っている、つまり、常に、近しい死者の存在は、肉体としての実体は無くても、私の体の中にあり、身近な空気の中にあり、つねに、そばにいる。地球で生きている生き物や物質は、結局、地球の循環の中に戻っていく。いや、地球という懐の中に抱かれている。

 

 私が死ぬ間際に放った、「死にたくない、死にたくない、母ちゃん、死にたくないよ。」という言葉の後には、「いつも母ちゃんのそばにいるからね。」と言ったことをはっきり記憶しています。
人は本能的に知っているのでしょうか?
 死んだあと、地球の循環の中に戻り、農作物となり、水となり、空気となって、風となって、そばにいたい人のそばにいることを。

 

「千の風になって」っていう楽曲はハッタリじゃないんです。科学的な立場からちゃんとそれが証明されています。明日吹く風の中にも、雨の中にも、もしかしたらって思いたいのです。

 

 天才エリッククラプトンはわずか4歳で事故死した息子に捧げる楽曲 “Tears in Heaven” をつくりました。しかし、発表後まもなくして10年間、歌わなくなりました。歌わなくなったのではなく、あまりにも辛すぎて歌えなくなったのだと思います。

 

先ずは、エリッククラプトン自身ではなく、楽曲の和訳を感じて下さい。

 

次に、エリッククラプトン自身の歌を視聴しましょう。

 

 

最後までご視聴いただき感謝致します。

 

★誠に恐れ入りますが、私のYouTube動画へ登録・高評価をしていただければ幸甚に存じます。画面の右下に登録という文字が出てきますのでそのボタンを押すだけです。登録しても皆様に不利益なことは一切ありません。お約束します。登録・高評価をよろしくお願い致します。また、YouTube動画どうしの相互フォローもしたいと思いますので、DMでご連絡ください。進んでご協力致します。

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