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Yakusugi先生曰く、「生」の根幹の認識をもつことで立派な大人として成熟します

Yakusugi先生曰く、「」の根幹の認識をもつことで立派な大人として成熟します

 私は大学院で心理学をかじった者としてこの社会に何かしらの知恵を還元しなければなりません。そういう考え方が私の根底にはあって、心理学で学んだことを少しでも伝えたいのです。だから、大人として成熟するには「生の根幹」への認識が必要であると確信しています。

 

 私が今から約10年前に延髄梗塞で生死を彷徨い、手足さえ動かなくなって流れ落ちる涙さえ拭けなくなった時に、「絶望」の言葉の本当に意味を学びました。五体を通した絶望は強烈なんです。夢や希望など砂粒のように手のひらからこぼれ落ちていく。「絶望」を味わい抜いた果てに待ち受けているのは、「死んだほうがいい」っていう思念なんです。

 

 そこで、様々な本を読み始める。古今東西の本を読み尽くす。でも、無いんです、自分の心を支える言葉が。

壊れた自分の心を支える言葉がどの本を探しても見つからない。そうなると、人間の心理は最終的に宗教に向くんですよ。

 

 最終的に私がたどり着いたのが初期仏教でした。ブッダ(本名:ガウタマ・シッダールタ)なんです。紀元前5世紀から6世紀にかけて、ブッダは天才的なことを考えるんですよ。しかも、非常に論理性に優れている。まさに、天才です。でも、彼は本を書き残していません。初期仏教の本でさえ、弟子のその又弟子たちが伝承で受け継いだことを書き残しているんです。興味深いことに、ブッダは、地獄や天国の存在については、一切何も言い残していないんです。

 

 初期仏教の本を読めば読むほど、どうやら仏教というのは、読めば読むほど、「人間はもともとダメダメな境地から出発しなければならない」ことが見えてくるんですよ。

 

 ブッダが言うには、人間は素晴らしい、そして、人間は大切に生かされている存在であるという前提で始まっていないんです。それは、後世になって付与された考え方ですね。

 

 ブッダの肝心は、人間は命を授かり、この世に生まれ落ちた時点で、生き抜くのは困難で理不尽な世界が待ち受けており、至福の時など味わうことさえできない人間もいるであろうという絶望的なところから始まっていて、生きていくこと自体が苦しい生苦必ず病に倒れ命すら落としてしまうという病苦歳を取るごとに身体は衰えていく現実に直面する老苦、そして、自分は必ず死ぬという恐怖の死苦という苦しみを生きながらにして付与される宿命にあるという絶望的な存在であることを見通したんです。そして、彼の凄さは、その絶望的なところをちゃんと正面から見据えて考えない限りは、話が前に進まないようだろうと言っているんです。

 

 

「生」の根幹の認識をもつことで立派な大人として成熟する根拠となる捉え方

 特に、人間の「生の根幹」について私は慎重に再考しなければならないと感じているし、偏見や差別をこの世から払拭するには、全ての人が共通のプラットフォームをもたなければならない。これは、学校で教わることじゃないんですね。プラットフォームっていうのは、共通認識と言う基盤のことです。先述した、「人間が素晴らしいという前提で始まっている教えではなくて、おそらく、人間はダメダメなんだろうというところから始まっていて、そのダメダメなところをちゃんと正面から見据えない限りは、話が前に進まないようだというところを、見極めなくてはならないと思うんです。」という考え方の基盤にあるのは、次のような根拠があるからです。

ここからが極めて重要な内容になります。

🔸誕生に関して いうならば

人間とは、

生まれる国も選べず  場所も選べず  父親も選べず  母親も選べず  性別も名前も選べず
容姿も選べず  健康な体も選べず 肌の色も選べず 髪の毛の色も選べず 目の色も選べず
能力や資質も選べず  生まれもった性格特性も選べず  経済環境も選べず  人的環境も選べず

養育環境も選べない

そして、極めつけは、誕生したその日から、 いつ死ぬか分からないという 「死」を付与されます

🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

上記のことをプラットフォームとして、私が言いたいことは、

あなたは、自分の力で

生まれる国を選べましたか?  生まれる場所を選べましたか?  父親を選べましたか?

母親を選べましたか?  性別と名前を選べましたか?

容姿を選べましたか?  健康な体を選べましたか? 肌の色を選べましたか?

髪の毛の色を選べましたか? 目の色を選べましたか? 能力や資質を選べましたか?

生まれもった性格特性を選べましたか? 物的環境を選べましたか? 人的環境を選べましたか?

養育環境を選べましたか?

 

つまり、偏見や差別を払拭するには、この「生の根幹」のプラットフォームという考え方を、国民の多くが共有認識としてもっていなければならないんです、でも、現実は、そうはなっていない。現実は、それに程遠い世界にある。学者や知識人やテレビニュースに出てくる解説者達も何一つ肝心なことを言わない。

 

私の主訴は、様々な偏見や差別に満ち溢れた世界から人々の眼差しを変えるには、この「生の根幹」をプラットフォームを前提として社会を築き上げることなんです。この「生の根幹」がきちんと認識できている人は、思い上がった考え方はしない、しようがないんです。その人がそうなりたくてなったわけではないからです。そういう人間性の根幹にかかわる大切なことを政治家は一切話そうとしない、いや、そういう発想にすら至らない、自分さえ懐が温かければそれで良し。そんな大人として未成熟な政治家ばかりなんです。

 

だからね、性同一性障害やLGBT、うつ病、双極性障害、統合失調症、適応障害、パニック障害、ストレス障害、PTSD、人格性障害、発達障害、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、身体障害、癌、難病などを抱えている人たちは、この切ない世の中を必死になって生きているんですよ。こういう人たちは、私も含めて、

 

結局は、

自分が   そうなりたくて なった わけではない  理不尽さを
自分が  そうなりたくて なったわけではない   性同一性の不条理を

自分が  そうなりたくて なったわけではない  健康状態を

自分が  そうなりたくて なったわけではない  資質や能力を
自分が   そうなりたくて なったわけではない  肌の色を
自分が  そうなりたくて なったわけではない  身長を
自分が  そうなりたくて なったわけではない  目の色を
自分が  そうなりたくて なったわけではない  人種を

自分が  そうなりたくて なったわけではない  貧富の差を

取りも直さず 生き抜く ためには 腹をくくり 己に課せられたことを

引き受けるしか ないのです

されど この世は あまりにも理不尽な 世界です

肌の色が違うというだけで、
人種が違うというだけで、
目に見えない痛みを生き地獄を抱えているというだけで、
目に見えない障害を抱えているというだけで、
目に見えない心の病気を抱えているというだけで、
心が凍ってしまいそうな 冷たい目で見られ
心が壊れてしまいそうな 差別を受けて
命さも奪われてしまう 暴力を受ける

デモ行進を行っても

何の役にも 立たない 悲しい結果だけが 残されてしまう
シュプレヒコールをしても 権力を持つ 特権階級の耳には入らない
あまりにも 悲しいではないか
あまりにも むごいではないか
その人に いったい どんな非があるというのか
その人に いったい 何が選べたというのか

自分の力では どうすることも できないことで 人は 人を 差別し 思い上がった心で
見下げて 戒めようとする そして 自分たちの都合が悪くなると 時として いとも簡単に
人の命さえも奪い取ってしまう 

 

黒人の人権を擁護し、人としての権利を保障するように求めた
キング牧師の命をいとも簡単に 奪い去った
そして キング牧師の 生き様を 讃える歌を歌い続けるU2ボノの命を 狙い続けている
デモ行進の黒人を 自分たちの敵とみなし 軍隊まで出動させようとする
デモ行進の中国人を 自分たちの都合の良い法律で縛り付け 徹底的に統制しようとする

一部の特権階級の人間よ、 一部の権力を掌握した人間よ そして全ての国民よ
理不尽な差別を見つめ直すときに 思い出してほしい
命の誕生の本質を もう一度見つめ直してほしい

 

人間は、

生まれる国も選べず  場所も選べず  父親も選べず  母親も選べず  性別も名前も選べず

容姿も選べず  健康な体も選べず 肌の色も選べず 髪の毛の色も選べず 目の色も選べず

能力や資質も選べず  生まれもった性格特性も選べず  経済環境も選べず  人的環境も選べず
成育環境も選べない
人種も選べないという  厳然たる事実の重たさを
自分が そうなりたくて なった わけではない 理不尽さを、能力や資質を、精神状態を、

自分が  そうなりたくて なった わけではない 目の色を
自分が  そうなりたくて なった わけではない 人種を・・・

 

 だからこそ、「生の根幹」というプラットフォームを基盤に据えた社会を作らなければならないし、そうでない現実が厳然としてあるからこそ、その隣人の多くが、偏見や差別で苦しんでいる人たちを守ってやらなきゃダメなんです、味方になって共感的に理解してやらないとだめなんです。だから共感的に理解しようとする「仲間」が必要なんです。

 

共感的に理解することは、相手の心を100%理解することではない。

 共感的に理解するってことは、相手の心を100%理解するって誤解しちゃいけません。人の心の深淵を100%理解できるはずがない、そうじゃなくて、相手の言い分を最後まで肯定的に聴いてあげることです。人って言うのは、自分のことを全て聴いてくれる相手がいないと心を開かない存在なんです。少しずつでいいんです。私はこの「生の根幹」っていうプラットフォームを教え子たちや仲間たちや読者の皆さんに伝えていきたいと思うのです。勿論、同意させることが目的ではありません。そういう考え方が厳然としてある、っていうことを知ってほしいだけです。言葉として、考え方として、そういうものの見方や考え方があるっていう選択肢を伝えたいだけです。私はアホですから思い上がった人間にだけはなろうとは思いません。

 

最後まで読んで頂き、誠に有難うございました。深謝いたします。

 

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