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常識として知っておきたい世界遺産屋久杉がもつ4つの象徴(シンボル)

常識として知っておきたい世界遺産屋久杉がもつ4つの象徴(シンボル)

 世界遺産屋久杉がもつ4つの象徴の中身について改めてすっきりと説明します。

 屋久杉は、世界遺産に登録されるはるか以前から御神木として崇められており、古来より屋久島の山岳信仰によって、『屋久杉➔厄過ぎ➔厄が過ぎる➔厄払い・厄除け』というように意味が付与されるようになり、それらの意味の変容が時代とともに敷衍し、『厄払い・厄除け』の象徴になったとともにそれに付随して『安全第一』や『交通安全』の象徴になった経緯があります。

 

 特に、江戸時代や明治、大正時代における屋久杉の伐採は、非常に危険が伴う作業であり、伐採中の下敷き死亡事故や運搬中の死亡事故、崖からの滑落事故が絶えなかったそうです。そこで、山岳信仰を司る神社の神官様たちが集い、「安全第一」の祈祷をおこなった歴史があります。次第に、伐採機具が近代化され、運搬するトロッコなどが運用されるようになってから死亡事故は激減したそうですが、この「安全第一」の象徴が後に「交通安全」の象徴に転化されたのではないかと言われています。

 

 また、屋久杉は、他に類を見ない長命であるため、『長寿』の象徴として崇められ、この象徴の意味が時代とともに敷衍し、『長寿』のもつ「長く生き抜く」という語彙のニュアンスから家庭や会社,企業などの永続的な『繁栄と発展』の象徴として崇拝されるようになりました。

 

 したがって、前述した内容を整理すると、世界遺産屋久杉がもつ4つの象徴とは、①『厄払い・厄除け・交通安全』の象徴、②『家内安全』の象徴、③『長寿』の象徴、④『家族や会社、企業の永続的な繁栄と発展』の象徴という4つの象徴が付与されているのです。

 

 御神木屋久杉は、屋久島島民のみならず多くの日本国民から畏敬の念をもたれてきた社会風土があります。したがって、御神木である屋久杉のもつ4つの象徴の重要性を軽視することはできません。一つ一つの象徴には歴史的にみても重要な意味が付与されているからです。私はこれからも世界遺産屋久杉の木工美術作品 Modern Art Yakusugi が有する4つの象徴を後世に伝えるとともに、一つ一つの作品に真摯に向き合い、心血を注いで作製する責務を果たし続けねばなりません。

 

  世界遺産屋久杉がもつ4つの象徴とは、①『厄払い・厄除け・交通安全』の象徴、②『家内安全』の象徴、③『長寿』の象徴、④『家族や会社、企業の永続的な繁栄と発展』の象徴という4つの象徴が付与されていることを心の片隅にでも置いてほしいと思います。

 

【引用・参考文献】

屋久島民俗誌           宮本常一                        1974年   未来社

上屋久町郷土誌       上屋久町郷土誌編集委員会                 1984年   屋久島町教育委員会

屋久町の民俗1・2   鹿児島大学法文学部文化人類学研究室   1987年   屋久島町教育委員会

屋久町郷土誌 第1巻       屋久町郷土誌編纂委員会          1993年   屋久島町教育委員会

屋久町郷土誌 第2巻        屋久町郷土誌編纂委員会          1995年   屋久島町教育委員会

 

 

 

 

 

関連情報

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伐採全面禁止から二十数年経ち、伐採以前の屋久杉は〇国による買占めで後5,6年で枯渇すると言われています。そのため、この機会のを逃すことなく、次の世代に引き継ぐために、世界遺産屋久杉と御神木の木工美術作品の所有者になりませんか?

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