Yakusugi先生、人間関係がとても辛くて苦しんでいます、どうしたらよいですか？

　そうですか、あなたは人間関係で苦しんでいるのですね。お辛いでしょう。これはあくまでも私見です。選択肢の一つとして受け止めて下さい。

　少し辛辣な考えだけど、私の座右の銘は、他人が創った座右の銘を自分の座右の銘にしてはならないっていう根本的な心棒があって、座右の銘というものは、自分のこれまでの人生の物語から自分で創るべきものだと確信しています。他人が他人の人生で学んだ文脈は、私の人生の文脈ではないからです。

 

　私の座右の銘は、「自分の最大の教師は、これまでの自分の人生で学んだことだと確信します。それがゆえに、私は絶え間ざる学びの中を生きている」、これが座右の銘かな。

　もう一つは「錆びない魂」。これに極まる。

 

　あなたの人生は、あなたの物語であるがゆえに、あなたの人生の主役は、あなた自身なのです。あなたが未来の物語を主人公として創ってゆくのです。あなたは、真摯に人生を生き抜いているあなたを公正に評価できない人間を手放しましょう。これは、あなたが人生でやらなければならない最も難しい発達課題です。その一方で、クリアしなければならない最も重要なことでもあるでしょう。

 

　あなたは、受け入れ難い人や変わりたくないと決め込んでいる意固地な人たちと関わったり、そのような人たちと難しい話をしたりするのをやめましょう。あなたの存在価値を認めようともしない、あなたを大切にしようともしない、あなたに優しく接することもしない人たちのために自分を合わせたり、作り笑顔をしたりすることを手放しましょう。

 

　人の本能には、周囲からの自分自身が高い評価を得るためにあらゆる手段を講じるエゴが誰にでも備わっているものです。私だってそうです。

　しかし、それはあなたの時間、エネルギー、精神的・肉体的健康を奪う衝動となり、あなたの心を蝕んでゆくでしょう。あなたが信念をもち、自分の誇りと人生のために闘い始めたとき、あなたの周囲にいる人たちの誰もがその場所まで行き、共に戦ってくれたり、苦楽を共にしたりするという考え方は、現実離れしているからです。

 

　それは、自分を変えるということではなく、あなたが一緒にいるときに感じる相手の波長や愛情、善き人格特性が備わっていない人を手放すということです。あなたの人生はあなたのものです。一度きりのあなたの人生です。あなたの生きたいように好きなように生きてほしいと私は願っています。あなたのような素敵な人間を正当に評価しない世界を手放すことに、私は賛成します。これ以上、辛く苦しい思いを胸に秘め、体に異変が起きるような人と付き合うことを手放しましょう。

 

　もうそのような人との人間関係に幕を降ろしてもいいタイミングなのかもしれませんね。

 

　繰り返しになりますが、私の座右の銘は、「自分の最大の教師は、これまでの自分の人生で学んだことだと確信します。それがゆえに、私は絶え間ざる学びの中を生きている、これが座右の銘かな。もう一つは「錆びない魂」。これに極まる。

　私は二度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験した稀有な存在の人間です。「臨死体験」つまり、死に際には、走馬灯が現れます。これは世界レベルの学術研究でも明らかにされています。その走馬灯は、笑顔で笑ったり、家族で出かけたピクニックや、友達とふざけあって大笑いし合う豊かな経験場面ばかりです。ゆえに、あなたんことを大切にしようともしない人たちは手放しましょう。手放すとは、突然、相手を無視することではありません。これは誤解しないでくださいね。徐々にフェイドアウト（離れてゆく）していくのです。

 

　飲み会に誘われたり、ショッピングなどに誘われたりした時の上手な断り方をあなたにプレゼントしますね。

大学院時代に私が学んだ、いわゆるブラック心理学でもあるのです。嫌な相手に誘われたときに、何度もしつこく

誘われないようにするためには、楔（くさび）を打つ必要があります。その効果的な楔（くさび）とは、

 

➊「ああ、そうなの、私も行きたかったなあ、参加したかったなあ。」と伝えること。

 

❷-１「でもね、その日に実家に帰ることになっているのよ。」

❷-２「最近、片頭痛がひどくて、薬を飲んで静養しないと来週が辛いからね。」

❷-３「親戚で法事があるの。法事にはきちんと参加しないといけないからね。」

❷-４「母（父）がギックリ腰になっちゃって、コルセットを買って実家に戻らないといけないから。」

❷-５「先約が入っているのよ。高校時代の先生と同級生に参加するって言っちゃったから。」

 

　などなど、相手の誘いを断るコツは、自分や両親や兄弟の健康問題を理由にしたり、先約が入っていたり、法事などの重要な行事があることなどを理由として話せば、その相手は、言い返せなくなります。相手の人柄やずる賢さなどを考慮しながら、❷-１から❷-５を選択肢としてインプットしておきましょう。そして、最後に、「参加できなくてごめんね。」と伝えます。

　これらを継続的に使い分けをしながら相手の誘いを断っていくと、相手も諦めて誘いにくい心理状態になります。これは意図的な心理誘導作戦なのです。ぜひ、参考にしてみてください。

 

　さあ、

　

　あなたの人生は、あなたの物語です。それがゆえに、あなたの人生の主役は、あなた自身です。あなたが未来の物語を主人公として創ってゆくのです。あなたに対して心から優しく親切な人と繋がってほしいと思います。あなたのことを大切にしてくれる人と繋がってほしいと思います。そこにあえて劣悪な登場人物を登場させる必要性はありません。手放すのはあなたです。傷付くことを覚悟して嫌な人たちを手放し、豊かな思い出を一緒につくってくれる人たちと繋がりましょう。

 

幕を降ろすのはあなた次第です。

そう、あなた次第です。

　It’s up to you！　さあ、あなた次第です。

 

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。感謝致します。