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御神木製釣りのお守りSafetyFirstと大漁祈願お守りとの関係とは?

御神木製釣りのお守りSafetyFirstと大漁祈願お守りとの関係とは?

 御神木製釣りのお守りSafetyFirstと大漁祈願お守りとの関係について説明したいと思います。その前に、前回のブログで定義した、世界遺産屋久杉の木工美術作品Modern Art Yakusugiの釣りのお守りの定義を再度振り返ってみたいと思います。

 

釣りのお守りとは、はやる気分を抑え、落ち着いた気分で安全運転に心掛け、釣り場に到着する。そして、釣りの準備から後始末までを含めて、安全に十分に配慮しながら釣りを楽しみ、交通事故をせずに安全運転で帰宅する確固たる意識と絶え間ざる祈念を意味するお守りである。

 

 思い出していただけたでしょうか。これが、御神木製釣りのお守りの定義です。この定義を神官様にお伝えした上で鹿児島県精矛神社にてお祓いとお清めをしています。

 

 では、皆様もおおよその意味は御承知であるとは存じますが、改めて厳密に「大漁祈願お守り」の意味や定義について調べたことを記載します。

 まず、「大漁祈願お守り」について様々な国語辞典で調べましたが、ひとつとして見当たりませんでした。次に、「大漁祈願」で調べることにしました。しかし、この言葉も様々な国語辞典に記載はありませんでした。そして、「大漁」と「祈願」に分けて調べてみました。すると、次のような意味が記載されていました。

 

〇大漁:漁で獲物の多いこと。豊漁。

〇祈願:ある目的が達成されるように、神仏に祈り願うこと

【出典:国語辞書 デジタル大辞泉https://dictionary.goo.ne.jp/jn/goo事典】

 

 この二つの言葉の意味を併せると、魚がたくさん獲れるという目的が達成させることを、神仏に祈り願うこと、という解釈になります。したがって、この意味を敷衍すると、大漁祈願お守りとは、大漁を神仏に祈り願った「お守り」と解釈することができます。

 敢えて具体例を挙げるなら、漁師さんであれば、漁において豊漁であることを祈り願うお守りになります。また、釣り人であれば、釣りにおいてたくさんの魚が釣れることを祈り願うお守りになります。特に、漁師さんであれば自らの生活がかかっているため、特別なお守りになるでしょう。

 

 私事で大変恐縮ですが、私も明日、釣りに行くことが決まると、「よし、たくさん釣るぞ。今度こそ、50cmオーバーのクロダイ(チヌ)を釣るぞ。」という焦った気分になり、前日から撒き餌をつくったり、仕掛けをつくったりしていました。私見ではありますが、釣りの醍醐味を一度知ってしまうと、心から釣りを愛するようになり、大漁を狙らうことがいつしかロマンになってしまうのではないかと思います。

 

 そのような状況の中、私にはショッキングな出来事が起こりました。私は港で釣りをするのですが、そこで知り合いになった大先輩の一人が近くの磯釣りで大波にさらわれて命を失ってしまいました。また、もう一人の大先輩は、落雷に遭い、命を失ってしまいました。このような不幸な出来事がたたみ掛けるように起きると、私の心情にある変化が起きてきました。それは、次の気付きでした。

 

「大漁はいいけど、命あってこその釣りなんだよな。命が基盤にあってこそ、大漁が成立するんだ。」

 

 私はその後、延髄梗塞で二度の心肺停止になり、様々な障害が残ったため27年間続いた教師の仕事を辞めました。そして、ふとしたきっかけで、警察庁の統計白書を見たのです。そこには、厳然たる事実が記載されていたのです。

 魚とり,釣りによる死者,行方不明者の行為別数が平成30年から過去5年間で1000人を大きく超え、水難事故の未然防止に向けた具体的な取り組みが国の課題となっていることを知りました。また、海上保安庁の水難死亡事故及び行方不明者数のデータを合わせると、年間に300人に近い人の命が失われているのです。

 

 そこで私は、御神木を素材に使用したルアー型の釣りのお守りを製作し、提供することで、この釣りのお守りが社会に知られるようになることで、釣行に係る安全第一の意義や重要性が少しずつ社会に理解されるようになり、一人でも多くの尊い人命を救う一助になることを第一義の目的に据えて、釣りのお守りを創り始めたのです。

 

 私たちは、釣りの醍醐味を知っているがゆえに、つい無意識のうちに「よし、今度こそたくさん釣るぞ!」、「よし、今度こそ大物を釣るぞ!」といった心情になりがちです。私は、この反応は人としてあくまでも正常な反応であると確信します。

 一方で、そのような情動反応が強いがゆえに、脳の感情を司る偏桃体の機能が興奮してしまい、そのために頭の額の裏側にある前頭前野が有する冷静な知識・理解・思考・判断力・表現力などの能力や、今の自分の心の状態を冷静になって見つめ直すモニタリングの作用を持つ「メタ認知機能」が低下する傾向に陥ってしまう危険性があることを忘れてはなりません。

 

 したがって、先述した釣りのお守りの定義を思い出すことが肝要であると思うのです。

 

御神木の釣りのお守りSafetyFirstとは、はやる気分を抑え、落ち着いた気分で安全運転に心掛け、釣り場に到着する。そして、釣りの準備から後始末までを含めて、安全に十分に配慮しながら釣りを楽しみ、交通事故をせずに安全運転で帰宅する確固たる意識と絶え間ざる祈念を意味するお守りである。

 

 安全確認や安全確保や適切な安全判断があってこその、大漁祈願だと思うのです。大漁は、漁師さんにとっては死活問題です。また、釣り人にとってもロマンです。しかしながら、前述した世界遺産屋久杉の木工美術作品Modern Art Yakusugiの御神木製釣りのお守りSafetyFirstの定義が基盤にあってこそ、大漁は成立することを忘れてはならないと思うのです。ゆえに、これが御神木製釣りのお守りと大漁祈願お守りとの関連であると考えます。

 

 さて、次回のブログは、御神木製釣りのお守りと大漁祈願お守りの関係を論理学で整理したいと思います。

 

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