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風水の最適な置物である世界遺産屋久杉家内安全の御守Pretty Canvasの木目の見方

風水の玄関用の最適な置物である世界遺産屋久杉家内安全の御守Pretty Canvasの正しい木目の見方 

 今回のテーマは、風水の玄関用の最適な置物である世界遺産屋久杉家内安全の御守Pretty Canvasの正しい木目の正しい見方について説明し、読者の皆様の木目に関する知識を豊かにしたいと思います。木が生きてきた証とも言える木目。同じように見える木目にも、大きく分けて二種類が存在することを先ず知っておいてください。

併せて、「木目」は、木の断面に生じる「年輪」を指す言葉であり、「杢目」は年輪とは違い、傷や気象等に起因する「複雑な模様」を指す言葉となっていることについても知っておいた方が良いでしょう。

 

 均一な平行線状の目が並んだ木目を「柾目(まさめ)」、一方、放物線状の目が並んだ木目を「板目(いため)」、と呼びます。かみ砕いていうと、「柾目(まさめ)」とは、木材の中心やその付近を切ったとき(或いは、中心から外に向かう方向、半径方向で切ったとき)に表面に現れる杢目(木目)で板目と異なり、直線的です。

 一方、「板目」とは、木材を中心からずらして切ったとき(或いは、年輪に接する方向、接線方向に切ったとき)に表面に現れる木目です。 

 具体例を挙げると、タケノコが分かりやすいと思います。タケノコを縦に切ったとき、タケノコの模様が重なったように見えます。それが「板目」の特徴です。

 これを分かりやすいように図に表すと、Aは、中心から縦に切った面で柾目といいます。杢目が直線的で凛としています。一方、Bは、中心からずらして縦に切った面で板目と言います【図1を参照】。

 

    【図1】柾目(まさめ)と板目の違い

 

 一般的に、柾目は、平行に近い線が並ぶので目は落ち着いた印象を与えるものが多いです。木目が均等に並んでいるので、反りづらく割れにくいのが特徴です。したがって、人に落ち着いた印象を与え、反りづらく割れにくい特徴を活かし、一枚板のテーブルとして加工することが多いです。

 

1枚板のデメリットとそれを防止する高度な技法「浮造り(うづくり)」について

 一方、板目を使って、1枚板の大きなサイズのテーブルを作ると、反ってしまい、割れてしまいやすいです。しかし、板目は模様がとても興味深く、製品にした際にユニークで高価なものになりやすいという特徴があるため、流麗で華麗な魅力がある模様を厳選し、板目を6mmから10mm程度に薄くスライスして他の木材に強力なボンドなどで固着してテーブルに仕上げるという難易度の高い技法があります。この技法を「浮造り(うづくり)」といい、板目の年輪の部分(固い部分)を避けながら木材の表面を何度もブラッシングしたり、ルーターのビットを用いながら削り取ったりして板目に凹凸を付け、年輪を浮かび上がらせるのです。

 

 一見すると、風水の玄関用の最適な置物である世界遺産屋久杉家内安全のお守りPretty Canvas は、屋久杉の木材をカットした作品に見えるでしょうが、そうではありません。

 目の粗い紙ヤスリを折り曲げ、その折り曲げた部分で年輪の硬い部分を避けながら、削り取っているのです。

できるだけ、お客様に屋久杉の肌触りを感じ取ってもらうために、目の細かい紙ヤスリを使うとつるつるになってしまうので、敢えて、目の粗い紙ヤスリと針の先をガスバーナーで熱して輪っかの状態を創り年輪の柔らかい部分を削り取っていくのです。したがって、手間暇を惜しまず製作しています。

 

 これは、余談になりますが、息吹 IBUKI 古代屋久杉が育んだ最高級杢目美術品も「浮造り」の技法を用いて創った製品であるため、板目の年輪の部分(固い部分)を避けながら木材の表面を何度もブラッシングしたり、ルーターのビットを用いながら削り取ったりして板目に凹凸を付け、年輪を浮かび上がらせました。特に、息吹 IBUKI 古代屋久杉が育んだ最高級杢目美術品は、緻密な模様が多いため、針の先端をペンチでカットし、残りの部分を使わなくなった筆先に巻き付け固定し、糸を通す穴であの広い製品を削り取っていきました。現在、製作中の世界遺産屋久杉家内安全のお守りPretty Canvas製品の中にも、緻密な模様があるため、その道具を使用しています。

 

風水の玄関用の最適な置物である世界遺産屋久杉家内安全の御守Pretty Canvasの杢目はみんなちがって、みんないい。

 さて、説明が長くなりましたが、私が世界遺産屋久杉家内安全のお守りPretty Canvasにおいて、皆さんに伝えたい想いのひとつに、「みんなちがって、みんないい」というフレーズがあります。そうです、金子みすゞさんの詩です。改めて紹介します。

 

『私と小鳥と鈴と』

 

金子みすゞ

 

私が両手をひろげても、

お空はちっとも飛べないが、

飛べる小鳥は私のように、

地面(じべた)を速くは走れない。

 

私がからだをゆすっても、

きれいな音は出ないけど、

あの鳴る鈴は私のように、

たくさんな唄は知らないよ。

 

鈴と、小鳥と、それから私、

みんなちがって、みんないい。

 

「みんなちがって、みんないい」

 

 とても素敵な価値のある言葉だと思います。言葉に重力を感じます。

 私が創る世界遺産屋久杉家内安全のお守りPretty Canvasもまた一つ一つの作品が違います。悲しいかな、木材の取引によって、価格に違いがあるため、販売価格も違います。しかし、私は、自分が創る世界遺産屋久杉家内安全のお守りPretty Canvasのひとつひとつが大好きです。真っすぐな線は、凛として美しい。曲線が幾重にも重なった線も美しい。黒い色が広がっている板もまた、美しい。黒い色が広がっている板は、屋久杉を長生きさせる樹液が化学変化を起こしたものであり、「長寿」の象徴です。

 

「みんなちがって、みんないい」とは、多様性を認めることだと思います。そして、共生することの大切さを認めることだと思います。私はこの考え方を世界で一番学んでほしい人がいます。それは、ロシアのウラジミール・プーチンです。自分の欲望のままに大勢の罪のない人々を殺害しても顔色一つ変えない人物です。また、私は医者ではないので診断することはできませんが、大学院で精神医学を学んだ者としていえることは、ロシアのウラジミール・プーチンは、人々を大勢殺しても平気でいられる反社会性パーソナリティ障害だと思われます。この病気を治すのは困難だと思われます。したがって、もっと大勢の尊い人々の命が突然奪われることを危惧しています。私は、「多様性を認め、共生する。」この言葉の価値を、世界中の人々と共有できることを願っています。

 

 

 

最後までご視聴いただき、誠にありがとうございました。深謝いたします。

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