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釣りの御神木製高級御守の原点は途方もない喪失感と涙しか渡れぬ橋にあり

釣りの御神木製高級御守の原点は途方もない喪失感と涙しか渡れぬ橋にあり

 「通販の釣りの御神木製高級御守の原点は途方もない喪失感と涙しか渡れぬ橋にあり」一見すると、何のことを意味しているのか分かり難いタイトルです。一方で、風水玄関置物/長寿祝/家内安全御守/釣りの御神木製高級御守/高級木工美術品の通販Modern Art Yakusugiを製作している人物がいったいどのような人物であるのかを知ることによって、作品への理解が深まることから、誤解を恐れず敢えて書かせていただきます。

 

 私は、年間に釣りにまつわる水難事故で200人以上もの尊い命が失われている現実を憂い、27年間勤めた教職を辞し、世界遺産屋久杉などの御神木を用いて、釣りのお守りを創り始めました。多忙な仕事に追われ、精神的に大きなストレスを抱えた私の心を癒してくれたのは、海と釣りと大勢の釣り仲間でした。その恩返しをするためにほんの僅かでも社会貢献をしたいと考えたのです

 

「釣りとは、心のバッテリーを増やす源であるとともに、疲れ果て、ひび割れた心の大地にもたらす水そのものであり、癒しの効果そのものである。ゆえに、釣りを愛する人は釣りで命を失ってはならない。」私は今でもそう確信します。その気持ちが私の背中を押し、私に釣りのお守りを創る推進力を与えてくれました。その釣りのお守りを象徴するのがSafety Firstという商標なのです。その強い想いとともに、私の心の奥底にある釣りのお守りを創る原点にあるのが、途方もない喪失感と心には涙しか渡れぬ橋があることを悟った辛く悲しい物語がありました。

 

釣りの御神木製高級御守Safety Firstを創る原点となった出来事とは

 釣りの御神木製高級御守Safety Firstを創る原点となった出来事とは、私が初めて教師として勤めた学校の4年目に起こりました。その出来事とは、あまりにも惨く、理不尽で、言葉では到底言い尽くすことのできない深い喪失感を伴う出来事でした。人生はあまりにも惨く理不尽です。それまで順風満帆に生きてきた私には受け入れ難い現実だったのです。

 

 その出来事とは、教え子が交通事故によって一瞬にして尊い命と未来を奪われた出来事でした。その出来事によって、私は変わりました、いや、人生そのものが変わったと思います。私は、自分が途方もない喪失感を抱き続け、心には涙しか渡れない橋があることを悟った出来事でした。

 

 私は、理想とする教師に出会い、教師になった人間ではありませんでした。父の仕事の都合で4つの学校を転校した経験があります。当時もいじめは存在していました。からかわれ、馬鹿にされ、そして暴力にエスカレートしていくのです。私は強くなりたい一心で兄からジークンドーという武術を習いました。当時のサンドバッグは帆布で縫われており、川砂を詰めるのです。「一発殴ってみろ。」兄に言われた通り、車庫に吊るしたサンドバグを思い切り殴りました。一瞬のうちに拳の皮ははぜ、右手の人差し指と中指の靱帯がむき出しになりました。そして、手首が赤く腫れ、徐々に紫色になっていきました。兄は意味ありげな笑みをたたえていました。そしてすぐさま、母と病院へ。

 

 私は、兄から手ぬぐいを拳に巻いて叩くように言われ、サンドバッグを叩き続けました。兄は拳を縦にかまえ、縦拳で壇中(体のツボ)を打ち抜くようにアドバイスしてくれました。打つのではありません、打ち抜くのです。しかも、フェンシングの要領でステップを踏んで全体重を縦拳に載せて壇中めがけて打ち抜くのです。この打撃を身に付けただけで、わたしはいじめに遭っても、誰にも負けなくなりました。負けなくなったどころか、いじめる相手に怪我を負わせることが頻繁に起こりました。担任の教師は誰も私に救いの手を差し伸べてはくれませんでした。「相手から暴力を振るってきました。」といくら説明しても「怪我をさせた方が悪い。」という理屈で、校長室に呼ばれ、担任から殴る蹴るの暴行を受けたこともありました。【写真1】

 

【写真1 教え子を失くした頃の私】         

 

 それ以降、私は強い教師不振に陥りました。しかし、大学時代の恩師に「教師が嫌いだからこそ、いい教師になれる。教師の理想像などなくて良い。あまりにも理想を追い続ければ、君は自分に似る代わりに理想とする教師に似るだろう。」という言葉に救われ、私は教師が嫌いで教師になりました。

 

 そんな私でしたが、不思議と子供たちから慕われ、男女問わず毎週のように鹿児島の谷山港に釣りに出かけたり、慈眼寺公園を探検したりして遊んでばかりいました。また、私は、新任教師1年目から、おとなしすぎる子供や荒れた子供には何か目に見えない苦しみを抱えていることを察知し、男子の子供を一週間私のアパートにあずかり、起居を共にするうちに、隣で寝ている子供自身が抱えている家庭の事情を話してくれるようになりました。このようなことを続けていくうちに一人一人の子供の心理状態を把握することができ、豊かな関係性を築き上げていくことができるようになりました。

 そんな充実した日々を子どもたちと共に過ごしていましたが、思いもしない悲劇が起こりました。先述した交通事故が起こったのです。クラスの教え子が青信号で渡っている最中に、居眠り運転をしていた大型クレーン車にはねられ下敷きになったのです。その子のお母さんは、身元確認の際に意識を失くし、救急搬送されたため、私が警察署から呼び出され、身元確認をしました。

 大きなブルーシートが幾重にも覆われ、車の交通は遮断され、パトカーや救急車、消防車が取り囲んでいたのです。警察官にうながされて、一枚目のブルーシートに入ったその刹那、私を取り巻く空間はぐにゃぐにゃと歪み、曇天の空はぐるぐる回って見えたのです。その場の情景によって、既に私の意識の半分は宙を舞っていたのです。

 

 それから後の記憶はありません。その後の私の行動は、警察署で聞かされました。現実を現実のものとして受け入れることを精神医学や心理学では「同一性」といいますが、到底受け入れられない現実を目の当たりにした私の意識は解離してしまい、無意識の状態になっていたのです。そして、今でもこの話の続きは書くことができません。

 ただ、一つだけ言えることは、担任である私が、初めて受け持った低学年の子どもたちに「青信号で渡っている最中でも、右、左、右を見なさい。」と何度も繰り返し指導していれば、その子は尊い命を失わずに済んだという事実でした。我が子を失った保護者と祖父母の姿が今でも目に焼き付いています。どんなに苦しかったことでしょう…。それから毎年、命日のたびに保護者と祖父母と一緒にその子の眠る場所へ行き、その子の仕草や微笑みや休み時間にいつも私の膝の上に乗ってきたことを思い出すのです。

 

途方もない喪失感と心には涙しか渡れぬ橋があることへの悟りが釣りの御神木製高級御守Safety First創りの原点

 私は、その出来事が起きた日から毎晩、谷山港に通いました。どうしても海を見たかったのです。両親が奄美大島の喜界島の出身であるため、幼いころから海が大好きでした。「海」という漢字の語源のひとつに、さんずいに「母」という説があります。私は、深層心理の中に、海に対して「母性」を感じ取っていたのかもしれません。

 

 防波堤に打ち寄せる波と外灯に反射する港の眩しさを見つめながら、人知れず泣きました。
 そして、人生という物語には到底受け入れ難い理不尽な出来事が起き、途方もない喪失感と心には涙しか渡れない橋があることをようやく悟ったのです。大声でその子の名前を泣き叫ぼうが、早春の冷たい港の海に飛び込もうが、もうその子は返ってこないのです。

 

 その出来事から四半世紀経った今でも私の胸には塞ぎようのない穴がぽっかりと空いています。私は自分の過去の苦い経験から「強さ」というものをはき違えていたことに気付かされました。本当の「強さ」とはそんなものではない。私はこの歳になって思うのです。「弱さを経ない強さなどあるだろうか。」「深い悲しみを知らぬ優しさなどあるだろか。」と。 

 

 「人生という物語には到底受け入れ難い理不尽な出来事が起き、途方もない喪失感と涙しか渡れない橋があることに気付かされる。」

 私には、この言葉が銘として魂に刻み込まれています。そして、私の砕け散った心を癒してくれた海に心から感謝しています。この出来事が、私が釣りの御神木製高級御守Safety Firstをつくった原点であろうと思うのです。

 

亡くなった教え子は高層マンションに住んでいました。教え子の部屋の場所も知っていました。谷山港で釣りと海を眺めた後で、亡くなった教え子の部屋を見に行くのですが、灯りがつかないのです。分かり切っていることなのに、現実を現実のものとして受け入れられないがために、毎晩、教え子の部屋を見に行きました。

 

 ある日、ラジオから浜田省吾さんのPAIN(心の痛み・喪失感)をいう曲を聴きました。ふいに涙が溢れ出て、止まりませんでした。私の人生の物語は、浜田省吾さんのPAINの場面との共通項が多く、恣意的に解釈しながら、そして、悲嘆に暮れながら今でもこの曲を延々と聴き続けています。そして失ったあの子の笑顔を思い出すのです。今、生きていれば35歳になります。この曲を聴き、彼女の笑顔や私の膝の上に乗りふざける笑顔と肌のぬくもりを思い出すのです。これもまた大切な供養だと思うのです。

 

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。感謝致します。

 

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