通販の御神木製釣りのお守りSafetyFirstを自分で作る方法を教えてくれますか? 2
通販の御神木製釣りのお守りSafetyFirstを自分で作る方法を教えてくれますか? その2
通販の御神木製釣りのお守りSafetyFirstを自分で作る方法を教えてもらいたのですね。はい、分かりました。できるだけ具体的に分かりやすく教えたいと思います。今回はその第2回目です。創り方の流れを細かく項目別に書いていくので、それを参考に創ってみるといいですよ。
前回は、1 何の御神木で創るか決める。2 創る御神木のサイズを決める。3 デザインを作成する。4 デザインの周囲に実際にカットするラインを描く。5 デザインを作成しながら、材料となる御神木のサイズに合ったパワーストーンのサイズを決めておく。6 木材に転写する濃い目の鉛筆とカーボン用紙を準備しておく。の創り方の流れを細かく項目別に説明したので、その続きを教えましょう。
【御神木製釣りのお守りSafetyFirstの創り方の流れ その2】
7 直方体の板のままの形状で、パワーストーンを埋め込む穴を掘る工具を知る。
この際、必要となるのが、先三角ショートビットという専門のビットと、電動ドライバーが必要になります。この2つの工具を利用して、円柱状の穴をあけるのですが、板の面に対してパワーストーンが垂直になるように掘りたい人は、ドリルガイドを購入する必要性があります。私は、お客様に販売する御神木製釣りのお守りを作らなければならないので、ドリルガイドを活用しています。円柱状の穴が多少、板面と垂直にならなくても金にならない人は、ドリルガイドを購入しなくても良いと思います。ドリルガイドを利用する、利用しないに関わらず必ず御神木がずれないように2個程度のクランプを購入しておきましょう。残念ながら百均のクランプは穴を掘るときにずれてしまうので使用するのを避けましょう。
8 7の工具を活用して、実際に御神木に穴をあける。
【写真1】をご覧ください。穴を掘っているところは、眼球部です。最低でも直径が20㎜の穴を掘る必要があります。従って、円柱状の穴は10mmになります。穴を掘る長さを20mmにしてしまった人は、木工用のパテを購入し、穴の深さが10㎜になるまで穴の底を木工用パテで埋めてください。深さを測る道具は、百均で販売されているノギスでも十分使えます。【写真1】に写っている中央部の道具が先三角ショートビットになります。その周りの円形状の道具が、円柱を垂直に開けるドリルガイドです。黄色い道具がクランプになります。なお、胴体部には、直径が12㎜の先三角ショートビットが必要になります。10㎜の先三角ショートビットでも構いません。
【写真1 工具を用いて掘削している様子】
9 開けた穴にパワーストーンをはめ込み、きちんとパワーストーンのサイズに合う穴が空いているか確かめる。
【写真2】をご覧ください。眼球部と胴体部に穴をあけたら、必ずパワーストーンをはめ込み、適切な穴が空いているか確かめる。狭ければ、彫刻刀やカービングナイフ、紙ヤスリなどでジャストフィットするまで少しずつ削り取っていく。
【写真2 開けた穴にパワーストーンをはめ込み、きちんとパワーストーンのサイズに合う穴が空いているか確かめる。】
10 9の留意事項
キチンとパワーストーンのサイズに合う穴が空いているかどうか、実際にパワーストーンをはめ込みますが、ここで、ジェリー状の木工用瞬間接着剤を使わないように、気を付けてください。ここで、パワーストーンを固着してしまうと後の彫刻作業や塗装作業が困難になります。パワーストーンを固着するのは、一番最後であることを覚えておきましょう。
11 ノコギリを使って、御神木の四隅を切り落とす。
ノコギリで外周を直線的にカットする。つまり、ライン通りにカットしません。私の場合は、専門の工具を使ってカットしていきますが、ノコギリ歯のサイズや種類が複雑ですので、初めて創る人は、御神木の四隅を直線的に切り落としてください。その際、描いたラインに接触しないように切り落としてください。
12 木工用電動ルーターを用いて、描いたラインから5mm程度の余白をあけて、ラインの外周を削り取っていく。
木工用電動ルーターはとても高額です。私の場合は、歯科医が用いる電動ルーターを使用しているのでさらに高額な電動ルーターを使用しています。購入が難しい場合は、形状が三角になっている彫刻刀で少しずつ丁寧にラインの外周を切込みを入れてください。
この作業がひと通り済んだら、一度目の彫刻を行います。【写真3】【写真4】をご覧ください。これは、一度目の彫刻した状態の様子です。
【写真3 左に写っている筒状の工具は、私が電動ルーターを使用するため、噴き出した粉を吸引する工具になります。】
【写真4 1回目の彫刻刀で削った様子 まだ、作業途中の様子です。】
13 木工用専用のサンダー器具を用いて写真4の形状の角を削り取り、丸みを付けて魚の形状にしていく。
木工用サンダーを購入し、【写真4】の一度目の彫刻した魚の角を削り取っていく。全体の形を確認しながら、丁寧に時間をかけていくことが肝心です。木工用サンダーが購入できない場合は、木工用の鉄鋼製ヤスリを用いて念入りに削り取っていくことをお勧めします。ちなみに、私の場合、木工用サンダーを使用して削る場合、ヤスリバンドの番手は80を使用します。
【写真5 木工用サンダー】
14 木工用サンダーもしくは、木工用鉄鋼製ヤスリで魚の形状に削り取ったら、彫刻刀を用いて二度目の彫りを行う。その際、木工用サンダーもしくは、木工用鋼鉄製ヤスリで模写し、彫ったところが出できます。その部分は、デザイン画をよく見て、再度、濃い鉛筆で描いて下さい【写真5】
【写真5 2回目の彫刻刀で削り終えた御神木製釣りのお守りの様子】
次回は、作業手順14以降の作業工程について説明します。
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